2023/06/13
他人に期待せず、自分を変えていく
あらゆる物事はすべて、他人と連携して進めていくことになります。
ビジネスシーンにおいては、特にそういった“パートナーシップ”が大切です。
ところが、自分と他人とでは仕事に対するスタンスが違っている場合がほとんど。
「なんで、こうしないんだろう」というジレンマを抱えることもしばしばです。
人は、他人に対して期待をしてしまう生き物です。
自分の考え通りに行動して、成果を得ることを目標にします。
しかし、基本原理として、自分と他人は決定的に違う考え方をしていることを
自覚しなければなりません。
他人を変えることは不可能だ、ということを忘れてはならないということです。
つまりそれは、「他人に期待せず、自分自身を変えていく」という意識が必要なのです。
「自分が変わるしかない」という視点を持つことのメリットとデメリットを紹介します。
【メリット】
1.自己成長の機会:
自分が変わることに焦点を当てることで、自己成長に取り組む機会が広がります。
自己啓発や学習を通じて、自分自身を向上させることができます。
2.自己責任の意識:
他人や環境の変化を待つのではなく、自分自身が変わることを意識することで、
自己責任の意識が高まります。
3.ポジティブな心構え:
他人や環境に依存するのではなく、自分の意識や考え方を変えることで、
困難な状況に対しても前向きなアプローチをとることができます。
【デメリット】
1.自己否定感の増大:
自分自身に変化を求めることが重要である一方で、自己否定感が高まる可能性もあります。
自分が変わらないことを責めることで、自己評価が低下してしまう場合があります。
2.周囲の変化への無関心:
自分自身に変化を求めることが主眼となるため、周囲の変化に対する関心が薄れることがあります。
3.達成への執着:
自分自身の変化に執着しすぎることで、達成に対する強い焦りや不満を感じることがあります。
結果に対して過度のプレッシャーを感じる可能性があります。
仕事を遂行する上での重要な要素である「人」ですが、
それは他人に矢印を向けるのではなく、自分を律してこそ得られると思うのです。